Selects to Commemoration

黄昏と黎明の間

黄昏と黎明の間　|　Short
現代/吸血鬼/４
周囲から浮かず、沈まず。平凡そのものな女子高生として生きてきた。けれどある事故をきっかけに、望みもしない特別を手に入れた。深夜の病室、熱に浮かされながら人の気配に目を覚ませば、そこにいたのは息をのむほどに美しい男性。「吸血鬼？」と問った私に彼は「人間だ」と答えたけれど、私よりも彼のほうがよっぽど吸血鬼らしい風貌をしていた。

現代吸血鬼モノになりますが、【吸血鬼＝ウイルス性感染症】です。夢主の性格が歪み気味。三成をがぶっとしたい方や三成を振り回したい方はどうぞ。

銀色の用心棒

銀色の用心棒　|　Omnibus　or　Short
妖怪/佐吉
幼くして家族を亡くした少女は、妖を見る異能の力もあってさる神社に引き取られた。数年後、山道で少女を惑わす妖の術を破れば、そこにいたのは狐の耳としっぽが生えた小さな少年だった。少女は少年に持ち掛ける。「神社で暮らす代わりに、私の用心棒にならない？」と。

SS「ぎんぎつね」連載発展版です。1話は「ぎんぎつね」と同じで、2話目からその後の話になります。
5話程度で終わらせるつもりですが、それより長くなるならShortになるかも。

赤ずきんとはじまりのキス

赤ずきんとはじまりのキス　|　Short
現代/年の差/４
彼と出会って早6年。小学生だった赤ずきんも、今は高校1年生。大学院生となった狼との年の差は変わらず6つあるけれど、少しだけ大人になった2人はあの頃から少し変わったこともあり、変わらないこともあって。踏み出したいと願う赤ずきんに、ある夜狼がキスをして。

「赤ずきんとつれない狼」の6年後のお話。話数自体は5話前後予定。ここにある中で1番前向きな話です。少女漫画的なお話が読みたい方はどうぞ。

STEP TO YOU

STEP TO YOU　|　Short
大学/転生
オープンキャンパスの様子を紹介したローカル番組で、ふと画面をよぎった人物に、「この人に逢わなきゃいけない」という使命感を抱く。彼へと繋がる縁やチャンスは確かにあるはずなのに、何故かあと一歩のところで辿り着けない。運命に翻弄される少女と、少女が残した痕跡で少女に気づき始める男の話。

ひたすらにすれ違い（物理）を繰り返すお話です。最終話まで三成とエンカウントしません＆転生要素薄いです。運命の悪戯に翻弄されたいされたい人に。

恋哀ルミネッセンス

恋哀ルミネッセンス　|　Short
学園/トリップ
「私が誰かと付き合うことがこの先あれど、貴様だけは決してあり得はしない」あまりに辛辣な返答に、恋心は熱のない光とともに砕け堕ちたようだった。あの日から私は青い電車に乗って別の時代の“彼”の元へ通うようになる。滑稽で残酷な夢。でも何故か現実の“彼”はその夢を知っているようで――。

現代学園と戦国の二本立てでそれぞれの時代の三成と絡みます。が、「現代三成←夢主←戦国三成」というややこしい図式となります。マジックリアリズム的なお話なので何でも許せる方はどうぞ。

ムーンリバー

ムーンリバー　|　Ephemera
トリップ/Bad end/報われない話
とある月夜、佐和山から大坂に帰る三成は、不思議な歌声に惹かれて淀川の中に佇む少女を見つける。不審に思って声をかければ、少女はただ1度、熱く甘美な声で三成の名を呼んで気を失った。何故そんな焦がれた声で私を呼ぶ――。その疑問に少女を連れ帰った三成だが、目を覚ました少女にあの甘い面影は微塵もなくて――。

トリップですがトリップっぽくないです。
Ephemeraです。　！Bad end注意！　読後もやっとしたい人だけどうぞ。
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